ご挨拶

 当社はプラスチックリサイクルの仕事をメインとする会社であり、産業廃棄物処理を行っておりません。成型業者様、加工業者様あるいは樹脂メーカー様で使用できない廃材を、リサイクル元材料として「商品」として購入させていただいています。
よって「なんでもかんでも」お引取り可能な産廃業者様とはまったく異なります。

 プラスチックリサイクルは、日本では戦後まもなく開始され、主としてコストダウンの目的とされてきました。 昨今、リサイクルは地球環境保全などの観点から見直されてきており、ISO 14001などの規格もあり、ほとんどすべての事業者は何らかの形でリサイクルということを 自覚し、かつ積極的に行う環境になりました。またマスコミなどでしきりにリサイクルに関してPRされており、一般の消費者でも認知されつつあります。

 しかしプラスチックリサイクルはいろいろ問題があり、まずプラスチックには非常に種類があり、最低、樹脂ごとの分別がなされなければリサイクルが極めて困難であります。また多機能、高性能を目的として、樹脂メーカー、加工メーカーでは複合素材など、多く製造されており、これらはリサイクル自体困難であったり、リサイクルしても用途がない状況であります。

 さらにリサイクルのコストという問題、あるいは用途展開においての物性管理の問題、保証の問題などがあり、日本ではなかなかリサイクルしても販売が難しいこともあります。よって当社もそうでありますが、主たるリサイクルの最終工程は中国などの外国に頼っているのが現状であります。

 当社は、長年、日本国内で各種プラスチックのリサイクルの実証、経験を積み重ねております。リサイクルの仕事はたとえばこういうプラスチックはどういう手順、加工を行ったら物性劣化がないか、あるいは添加剤はどういうものがよいかなど細かく、かつ広範囲の経験が必要であります。昨今では廃プラを輸出する業者が増えてきましたが、単に日本で使えないものを安易に輸出ということは社会正義的に問題であります。さらには、どうしてこんなものがリサイクルできるのか、あるいはどうして輸出ができるのか理解できないものもあります。

 当社の基本方針として、バーゼル法などの法令遵守はもちろんのこと、発生元へリサイクルの手順や商品化に関しての情報開示を行うことであります。分別のご指導もちろんのこと、問題点もご指摘させていただきますし、リサイクル加工を行い発生元での再使用ということをお勧めもいたします。

 プラスチックは、大量生産、大量消費という資本主義社会での最大の商品であります。天然素材では得られない自由度、耐久性、かつ安価ということから全世界で使用されております。残念なことに、こういう良さが逆に廃棄物になったとき非常に問題がある商品であります。しかし適格に分別、加工を行うことにより何回かは再度使用可能であり、廃棄量は確実に減らせます。

 当社は、小さい会社であり、わずかな比率ではありますがリサイクルということを通し社会に貢献したいと考えております。


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